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HomeCollege:2018-2-23

Fさん、今日は、ベッドが新しくなったので、ベッドサイドでの授業になりました。新しいベッドは、ギャジアップもできたりで、快適なようです。

よかったですね!

前半は少し眠そうでしたが、眠ってしまうことなく頑張りました。

後半は目覚めて授業に参加できました。

前半は、身体の取り組みをしました。

今日は左側の肩甲骨周辺から腕をマッサージして、

ベッドを少し動かして右側の上肢のマッサージをしました。

ベッドが動かせるようになったので、身体へのアプローチがしやすくなりました。

下肢のマッサージでは、足先のマッサージの時にくすぐったかったようで、

指先を自分で動かしてました。

背中に手を入れて身体を少し浮かせると、気持ちよさそうにしていました。 生活では、「手湯」をしました。今回は、神戸の酒造店の酒粕を使いました。酒粕をお皿に入れて顔の近くに持っていくと、香りを感じとって目を大きくしていまし た。酒粕をハンカチでくるんだものでお湯の中で、指のマッサージもしました。気持ちよさそうにお湯の温かさや酒粕の香りを味わい、リラックスした表情になりまし た。

はじまりの会では、「始まりの歌」が始まると、

瞳を動かし始まりを感じ取っていました。

名前呼びには、眉(特に右眉)を動かして応えることができました。

今月の歌では、「白い道」と「いつも何度でも」のどちらがいいかを、

Fさんに決めてもらいました。

「いつも何度でも」で瞳をたくさん動かして「こっちがいい」と応えました。

歌いかけると、一緒に歌っているように瞳を動かしていました。

歌の終わりにアラーム音を鳴らしました。

今日は、音楽と国語とどっちを先にしたいか?もFさんに決めてもらいました。

「音楽」を先にしたいと眉を大きく動かして応えてくれました。 音楽では、クラシック音楽の鑑賞をしました。 喜歌劇「こうもり」の序曲を、簡単なあらすじを聴き、

「序曲」と第2幕(その1)のアデーレ「侯爵様」

ロザリンデ「故郷の歌を聴けば」(チャルダーシュ)

第2幕(その2)アイゼンシュタイン「シュバリエ殿の健康を祝して!」

の鑑賞をしました。

序曲が始まると、表情が生き生きしてきて明るい表情になりました。

序曲は以前に聴いたことがあるようで、

「知ってる!知ってる!」といった表情でした。 ワルツの曲調のところでは、特に表情が明るくなり、

ヨハン・シュトラウスの音楽を楽しんで聴くことができました。

今回は、前半しか聴けなかったので後半は次回に聴きます。

DVDでの鑑賞を宿題としました。

お母さんと一緒に喜歌劇「こうもり」を楽しんで鑑賞してください。

国語は、絵本 「ピカソはぼくの親友なんだ」(英語も含む)の

読み聞かせをしました。

英語の文を読み日本語訳を読みという形式で進めました。

今回は、ピカソが飼っていたペットの話のところが気に入ったようでした。

エスメラルダという名のヤギ(ペット)は、

ピカソの寝室のドアの外の木箱の中で寝ていたようです。

ピカソは、寝室の窓のまわりにハト(ペット)の巣箱を作っていて、

ハトが部屋に自由に入れるように窓を開けていた。

部屋の中の床の上でハトが餌が食べれるようにもしていた。というエピソードを、

生き生きした表情で聴いていました。

今回でこの話は終了しました。ピカソの話をFさんは気に入っていたようです。

ピカソの知らなかった新しい一面を知ることができましたね。

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